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旧弘前偕行社
旧弘前偕行社は、ルネサンス風様式を基調とした建物で、木造平屋建で簡明な洋風建築ですが、規模が大きく要所に配された華やかな細部意匠が特徴です。
正面中央上部の屋根窓、軒廻りの持ち送り板、窓廻りの飾り枠や上部に付けた櫛形あるいは三角形の破風飾りなど、豊かな装飾を備えています。
玄関廻りは、ポーチに鋳鉄柱を用い、車寄せの妻飾りとして唐草模様と陸軍第8師団に因んだ「蜂」のレリーフが印象的です。
館内の大多数の窓ガラスは、気泡が入ったり波を打っておりレトロな雰囲気です。
このほか、各部屋の漆喰天井の繊細な中心飾りは当時のままで、暖炉は外国製タイル(一部は欠損)が張られ洗練された意匠を配しています。
旧弘前偕行社は、東北地方に残る陸軍関係施設の代表的遺構で陸軍省営繕組織による建築意匠の展開が示され、津軽を代表する棟梁が建築したことなど建築的な観点からも保存価値の高い建物です。
終戦後、地域医療・福祉分野の先駆者であった故鳴海康仲氏の創設理念に基づき、弘前厚生学院の現校舎として次世代を担う人材育成を行う教育施設となって今もなお大切に活用されています。
正面中央上部の屋根窓、軒廻りの持ち送り板、窓廻りの飾り枠や上部に付けた櫛形あるいは三角形の破風飾りなど、豊かな装飾を備えています。
玄関廻りは、ポーチに鋳鉄柱を用い、車寄せの妻飾りとして唐草模様と陸軍第8師団に因んだ「蜂」のレリーフが印象的です。
館内の大多数の窓ガラスは、気泡が入ったり波を打っておりレトロな雰囲気です。
このほか、各部屋の漆喰天井の繊細な中心飾りは当時のままで、暖炉は外国製タイル(一部は欠損)が張られ洗練された意匠を配しています。
旧弘前偕行社は、東北地方に残る陸軍関係施設の代表的遺構で陸軍省営繕組織による建築意匠の展開が示され、津軽を代表する棟梁が建築したことなど建築的な観点からも保存価値の高い建物です。
終戦後、地域医療・福祉分野の先駆者であった故鳴海康仲氏の創設理念に基づき、弘前厚生学院の現校舎として次世代を担う人材育成を行う教育施設となって今もなお大切に活用されています。
- 住所
- 弘前市御幸町8-10
- お問い合わせ
- 旧弘前偕行社 0172-33-0588
- 開館時間
- 9:30~16:30
※ただし、下記の期間は18:00まで延長します。
■弘前さくらまつり (4月下旬~5月上旬)
■弘前ねぷたまつり (8月1日~8月7日)
■弘前城雪燈籠まつり(2月上旬)
- 休館日
- 毎週火曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
※弘前さくらまつり、弘前ねぷたまつり、弘前城菊と紅葉まつり、弘前城雪燈籠まつり期間中は無休
- 入館料
- 【ガイドなし入館料】
■個人
一般(高校生以上) 300円
小・中学生 100円
■団体
一般(25人以上) 200円
小・中学生(5人以上)無料
【ガイド付き入館料】※事前予約制となっております
■個人
一般(高校生以上) 500円
小・中学生 100円
■団体
一般(25人以上) 300円
小・中学生(5人以上)無料
なお、以下の方は入館料またはガイド付き入館料が無料となります。
■65歳以上の弘前市民
■弘前市内の小・中学生と留学生
■障がいのある方(付添人を含む)
■ひろさき多子家族応援パスポート持参の方
- 貸館利用について
- 弘前市役所文化財課までお問い合わせください。
- お問い合わせ先
- ■旧弘前偕行社 電話:0172-33-0588
※ガイド付き見学の予約、貸館については、文化財課へお問い合わせください。
■弘前市役所文化財課(岩木庁舎内)電話:0172-82-1642
(土日祝日、年末年始を除く午前8時30分から午後5時まで)
- キーワード
- 洋風建築・重要文化財・ルネサンス風様式・ガイド付き見学