大学生からみた弘前の魅力
大学生からみた弘前の魅力
弘前市観光課へインターンシップにきていた大学生3人がまちを歩き、若者の目線で見つけた弘前の魅力を記事にしましたので、紹介します。
#弘前カフェ
石戸谷有彩さん
中央大学3年(弘前市出身)
弘前市内には、写真に収めSNSに載せたくなるようなカフェが沢山あり、食事だけではなく食後も楽しむことができます。
また、今回紹介するほかにも太宰治が通ったとされる喫茶店「万茶ン」や、歴史ある洋風建築の中にもカフェがあるため、ぜひ弘前で「カフェ巡り」をしてみてはいかがでしょうか。
旧東奥義塾外人教師館
~salon de cafe Ange~
この建物は、明治時代に東奥義塾(私学校)に招かれた外国人宣教師のためにつくられた住居です。
現在は一階にカフェがあり、コーヒーや津軽のりんごを使用した料理を楽しみつつ、窓からは写真に収めたくなるような「ミニチュア建造物」を眺めることができます。
また食後は2階に上がると、当時の様子を再現した洋風の書斎や寝室などを見ることができ、建物全体で楽しむことができます。
弘前れんが倉庫美術館
~CAFE&RESTAURANT BRICK~
こちらは、約100年前に建てられた煉瓦倉庫を改修した建物です。
左側のレストラン(写真中)では、建物内で作られたりんごのお酒の「シードル」や、青森県の食材を使った料理などを楽しむことができます。
またこちらも食後には右側の美術館棟(写真下)で、奈良美智によって手掛けられた「A to Z Memorial Dog」という巨大作品や随時開催されている展覧会にて様々な作品を見ることができます。
弘前の歴史と伝統に触れる
佐藤侃(かん)さん
岩手大学3年(藤崎町出身)
弘前市には数々の洋風建築物がありますが、建物は見たことがあっても中に入ったことがないという人もいるのではないでしょうか?
旧市立図書館や外人教師館は無料で入場することができます。
歴史ある洋風建築物を見る機会は中々ありません。
また、外人教師館1階にはカフェもあります。落ち着いた雰囲気で食事を楽しむことができますし、窓からは弘前市の歴史的な建物のミニチュア建造物も見られます。
行ったことがないという人はぜひ一度カフェにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
また近年、津軽伝統のこぎん刺しが注目を集め人気が高まっていますが、実はそのこぎん刺しの模様が弘前市の街のあらゆるところに存在しています。
普段、弘前市で生活している人でも注意して見ないと意外と気づいていないことがあるかも知れません。
今一度、市内にあるこぎん刺しの模様を探しながら、弘前市のまちなみを見て回ってはみるのも面白いと思います。
ケイショウ地、弘前
渡邉拓哉さん
弘前大学3年(栃木県出身)
現在弘前市街には、多種多様なねぷたの装飾が施される「城下の美風」が実施されている。
この装飾は、中止になった「弘前ねぷたまつり」の代わりに8月31日までの期間限定で市内商店街や土手町通りのほか市内の観光施設に置かれ、ねぷたの文化を楽しむことができる。
土手町にある土淵川では、金魚ねぷたが泳いでいるように見える。
弘南鉄道中央弘前駅に接する土淵川は、電車の乗客の興味を引くだろう。
弘前ねぷたは金魚だけではない。縄文土偶ねぷたや猪ねぷた(愛称「いのっち」)がみられるのだ。これらのねぷたは、北海道・北東北の縄文遺跡群の祝賀として設置された。縄文土偶ねぷたは約50個、いのっちは6個、市街に隠れている。
弘前のねぷた文化に触れながらその街の景観を味わってもらいたい。