メッセージ

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  櫻田 宏 (青森県 弘前市長)

  弘前市では、平成７年に全国に先駆けて観光ボランティアガイドの会が発足し、以降、今日に至るまで行政・観光関連事業者・ガイド団体等が連携して、ガイドの育成や活動支援に取り組んできました。この間、時代や環境の変化とともに旅行者ニーズは大きく変化し、多様な観光スタイルが求められるようになりました。
  その求めはガイドに対しても同様です。従来のボランティアを主体とした、数時間単位で観光施設や観光スポットを案内するガイドのみならず、１日単位で旅行者に付き添っておもてなしをする添乗員のようなガイドのニーズも高まってきています。
  当市にとってガイドは、旅行者に地域の魅力を案内・発信するための重要な担い手であり、必要不可欠な存在です。このことから、この度、ガイドの育成・活動支援を目的とした「ひろさきガイド学校」を開校することとしました。多様な旅行者のニーズに応えられるガイドを育成するとともに、ガイドの皆様それぞれが持つノウハウを活かしながら活躍できる環境づくりを進めることで、国内外からお越しになる旅行者に当市の魅力を案内・発信していければと思っています。
  共にがんばりましょう！

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  ランデル洋子（ひろさきガイド学校 校長/全国通訳案内士）

  ガイドはその地域や文化を代表してお客様と接するので、どんな印象を与えるかに影響する大切な役割を担っています。お客様が喜んで下さるとガイドも嬉しいという、双方向から生まれるプラスのエネルギーで弘前市の魅力を広めたいですね。お客様の心に寄添って、満足し感動していただける瞬間を創出するためには、観光地情報を学ぶだけではなく、ガイディングの基本姿勢、知識、サービスやおもてなしの考え方も心得ておきましょう。
  どんな状況にも適応できるよう知恵を出し合い、研鑽する場が理想的です。ひろさきガイド学校が、様々なバリアーを超えて多様性に富んだガイド人材が学べる場となれば幸いです。